
よく眠ったのに目の下のクマが解消しないことがありませんか。クマといっても3つのタイプがあります。それぞれのタイプの特徴とケア方法を見ていきましょう。
茶クマ
茶クマは目の下が茶色っぽく見えるタイプです。色素沈着が主な原因です。 色素沈着をする原因は以下のようなものです。
・紫外線対策を怠る
・化粧品かぶれ
・落とし切れていないアイメイク
こういったことが肌に刺激を与えて、その刺激によってメラニン色素が生成されます。目の周りをこすったり、メイクをしっかり落としていなかったり、日常的に何気なくやっていることが茶クマを引き起こします。
ケア方法
色素沈着には美白化粧品を取り入れたケアを行います。 美白有効成分には、これからできるものを予防するタイプと、すでにできてしまった色素沈着を薄くするタイプの2タイプがあります。
茶クマには、色素沈着を薄くするようにサポートする成分がおすすめです。 その成分がビタミンC誘導体とハイドロキノンです。ハイドロキノンは使用方法に注意をしないと色素沈着が濃くなってしまったり、濃度によっては刺激を感じることがあるので、ビタミンC誘導体が使用しやすいでしょう。
青クマ
青クマは滞った血液が目の下の薄い皮膚を通して見えることが原因です。 血液の流れが滞ってしまう原因は以下のようなものです。
・寝不足
・ストレス
・ホルモンバランスの乱れ
よく眠れなかった日にできるクマはこのタイプです。
ケア方法
血液の流れの滞りが原因なので血流を促すようなケアを行います。 朝起きたときに青クマがひどくてすぐにでも何とかしたいときには、ホットタオルを当てることをおすすめします。
ホットタオルの作り方
・タオルを水で湿らせてよく絞ります。
・ラップで包んで電子レンジで1分ほど温めます。
顔にのせられるくらいの温度になったら、目元にホットタオルを当ててしばらくそのままにします。 時間があるなら、ホットタオルと冷たいタオルを交互に当てることをおすすめします。温める・冷たくするということを交互に繰り返すことで血液の流れが促されます。
カシスに含まれるカシスポリフェノールには、抹消の血液の流れを促す働きがあるといわれています。青クマがひどいときには、カシスドリンクを飲むことで肌の明るさがアップすることが期待できます。
コンビニやドラッグストアで購入できるので、朝の出勤途中に青クマケアができます。
黒クマ
上を向いた状態で鏡を見たとき、クマが消えるようなら黒クマの可能性があります。 黒クマの原因は以下のようなものです。
・コラーゲンの減少によってたるみ、くぼみができて影が黒く見える
ケア方法
黒クマは目の下に影ができることが主な原因です。
無理なダイエットをしていると目の下の皮膚が衰えてきてしまうので、バランスがよい食事を適量食べるように心がけて、目の下の皮膚が衰えないように予防をしましょう。
コンシーラーを使って隠そうとすると反って目立つことがあるので、色選びに注意が必要です。 コンシーラーを使用する場合は、オレンジとベージュがおすすめです。
目の下(際は避けて)にオレンジ色のコンシーラーをぽんぽんと塗っていきます。ぼかした上からベージュのコンシーラーを重ねてぼかします。 目の際ぎりぎりはできるだけ薄く塗ることがポイントです。
まとめ
クマには、茶クマ、青クマ、黒クマの3タイプがあります。それぞれのクマは原因が違うので、対処法も違ってきます。
よく眠ってもクマが取れなかったのは、クマのタイプとは違うケアを行っていたからかもしれません。どんなタイプのクマなのかを知り、そのタイプにあったケアを行うと、明るい目元に近づくことが期待できます。